SugarCRMのインストール2

前回の記事の続きです。
今回はデータベースを作成して、SugarCRMをインストールします。

  1. CentOSの環境設定
  2. Apache, PHP, MySQLのインストール
  3. php.iniとmy.cnfの編集
  4. データベースの作成(ここから)
  5. SugarCRMのインストール

4. データベースの作成

MySQLで以下のようなSugarCRM用のデータベースとユーザを作ります。

  • database: sugarcrm
  • username: crmuser
  • password: crmuser
[root@localhost ~]# service mysqld start
[root@localhost ~]# mysql -u root

mysql> CREATE DATABASE sugarcrm DEFAULT CHARACTER SET utf8;
Query OK, 1 row affected (0.00 sec)

mysql> CREATE USER crmuser IDENTIFIED BY 'crmuser';
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)

mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON sugarcrm.* TO crmuser@localhost
    -> IDENTIFIED BY 'crmuser';
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)

mysql>

以上でデータベースの作成は終わりです。

5. SugarCRMのインストール

ここでやっとSugarCRMのインストールです。

まずはSugarCRMを以下のURLからダウンロードします。
http://www.sugarforge.org/frs/?group_id=581

SugarCE-Full-5.5.1-Ja-dev.zip をダウンロード。
次にzipファイルを解凍し、リネームして /var/www/html に移動します。

[root@localhost Desktop]# unzip SugarCE-Full-5.5.1-Ja-dev.zip
〜略〜
[root@localhost Desktop]# mv SugarCE-Full-5.5.1-Ja-dev.zip sugarcrm
[root@localhost Desktop]# mv sugarcrm /var/www/html
[root@localhost Desktop]# cd /var/www/html/
[root@localhost html]# chown -R apache:apache sugarcrm

ここで、SELinuxの設定を変更します。
編集後に再起動する必要があります。

[root@localhost html]# vi /etc/sysconfig/selinux
変更前: SELINUX=enforcing
変更後: SELINUX=disabled
[root@localhost html]# reboot


次に、ブラウザから以下のURLにアクセスします。
 http://localhost/sugarcrm
 *"sugarcrm"のところには、リネームしたディレクトリ名を入れてください。

以下のような画面が表示されます。


次へを押して進みます。
以下のようなデータベースの設定画面では、データベースの管理者ユーザ名・データベースの管理者のパスワード のところに、それぞれ crmuser と入力します(4. データベースの作成 で作ったユーザのusernameとpassword)。


すでにあるデータベースを削除して作り直すか聞かれるので「許可」を押します。


サイトの管理者(admin)のパスワードの設定を行います。
任意のパスワードを入力してください。


少し時間をおいてからインストール完了画面が表示されます。


次へを押して進むと確認画面が表示されるので、インストールを押します。
少し時間を置いて、インストールの完了と表示されます。


さらに次へを押して進むと、以下のようなログイン画面が表示されます。

ユーザ名:admin、パスワード:設定したもの を入力するとログインできます。


以上でインストールは終了です。長かった。